「手を繋いだり、ぎゅーってしたり」
クリア前から「無事荊の呪いが平和的に解けたら描く無事荊の呪いが平和的に解けたら描く!!!!!」って誓ってた絵〜〜〜無事描ける展開で終わってくれてよかったです超大団円ありがとうございました…
ほんっと公式のポリシーの「ここまでは動画公開OK」の例として出された台詞がマジ選択肢っぽくてまさかまたもや少女を救うために世界を壊す覚悟を問われるかと本気で心配してました。本当にそうなったらD2のカイルの決断をユーザーがすることに…?無理無理絶対出来ない!!!!って本気でそれが心配すぎてちょっとクリアするの躊躇ってた部分もあります(まぁ感想呟いてる方がネタバレに気を遣いながらも「超大団円!」って太鼓判押してたのでほぼ大丈夫かちゃんと救済措置があるかのどっちかだとは思ってましたけど…)。 X2の決断はなんだかんだで最終的に迫られたのは自分(ルドガー)か少女(エル)かだったので私は割とすんなり決断出来てしまったんですけど(逆にそれが辛かったという人もいましたが)世界か少女かは本当に無理…。少女絶対に失いたくないけど(特に自分の決断では嫌)だからと言って世界を犠牲になんて絶対に出来ない…。そんな訳で今更カイルとリアラの凄さを再確認してしまった。
感想、めっちゃ長くなるので畳みます。
プレイ中もっと色々感想喋りたかったのですが結局イベントラッシュすごくて感想挟む余地がなかったなという感じです。 めっちゃ楽しかったけどちょっと文章で説明しすぎじゃない?というかレネギスの禁領で過去にあったことを見せられてる…と思ったらいきなりネウィリが口頭でバーッと説明し始めたときはちょっと笑った。全部!自分の予測全部口で説明した!!って。
あとヴォルラーンの出自についてもどこぞの領将がめっちゃ考察して喋ってたのも笑った。なんだろう、ユーザー目線から見てもほぼファイナルアンサー出てた状態だったからかテュオ様のあれって予測とかよりは限りなく「考察」だったんだよな…。ゲームのキャラがゲームの内容について考察してるのめっちゃシュールだったしなんか親近感湧いちゃう、考察したり読んだり大好きだから。
ネウィリがめっちゃ喋ったと言えば、その時のシオンの「本当に(荊から世界を守る為でなく荊ごと自分を殺す為でなく)自分の為に、生きるために戦っていいの?」(ウロ)が本当に涙出るほど好きだったんですけどその後ほぼ戦闘ないままヘブ35くんに「いややっぱレナスアルマだけじゃ心もとないから荊宿主ごと滅した方がいいよ」って言われたのほんと…ほんと……っアライズくんおまえそういうところだぞ。
しかしアルシオ結婚しましたね〜、びっくりした!戦闘中もイチャイチャしだすくらいだからいずれ結ばれるだろうとは思ってたけどエンディングのイラストのみとは言えゲーム内でしてしまうとは…!おめでとうございます。
未プレイのテイルズもあるのであまりハッキリとしたことは言えないけど私の中では最終的に歴代で一番仲が良くて雰囲気のいいパーティーだったなと思いました。 すれ違いや仲違いからの心がまとまっていくまでのプロセスも丁寧で納得の行くものだったなと。
そのかわりに犠牲になったのが「敵サイドにおける魅力的なキャラ」なのかなと思いました。…というと語弊がありますけど、少なくとも二次創作で人気の出るような敵キャラは今回居なかったなと感じます。「敵サイドにも守るものがあって見方を変えるとまた違ってくるんだよ」という話は何度か物語の中でも出ましたが極力最小限の台詞だけに留めて深く描写するのを避けてその代わりにパーティーの描写を丁寧に「敵サイドの事情」というノイズが混じらないようにして澄んだ状態になるよう調整してったのかなと。
個人的には、…本当に私個人の好みの話ですけど「大いなる意思持たぬ【何か】」をやっつけるより「めちゃ強の信念と私怨(これ大事)を持った【誰か】」とラストバトル繰り広げる方がテンション燃え盛るのでそういう意味では少し物足りなさを感じたりもしました。
個人的にはヴォルラーンはもう少し描写を欲しかったんですが…まだサブクエ全部終わってはいないんですけど(でもほぼほぼ片付いたとは思うんだけど)なんかヴォルラーン関連のクエありますかね…?なんか…今のところレネギスで見た記録とうちのスルドの考察くらいしか判断材料なくて私の中ですごくフワッとした感じというかなんかレナの深部で超因縁つけられたちゃった時も「何がそんなに気に食わないの!?ごめんけど今忙しいから後にしてくれる!!???」みたいな気持ちになってしまって(ヴォルラーンに対する共感力がゼロな人)
あとアルフェンが… アルフェンがね〜〜〜〜〜、もうちょっと何考えてどういうプロセスを経てそれ言ってるか分かるようにして!って結構なりました…。
すごく心強いこと言ってパーティー導いてくれるのマジありがたいんですけどそこまでハッキリプラス思考出来るだけの材料がアルフェンの中に見いだせなくて、ジルファに会ってジルファを失うまでは彼もそこそこ悩んだり立ち止まりそうになったりしてた気がするので(おぼろげ)多分ジルファが指標になっているんだろうなというのは分かるんですが結局それって仮初なのでもっとジルファらしさを身に着けるまでの彼の葛藤とか…心の底を見たかったです。 同じようにプラスのこと言ってやたら力強く引っ張ってくれる主人公キャラって他にもいましたけど(ユーリちゃんとかロイドくんとか)みんなその人がどう生きてきてどういう人物だったかを知る家族だったり昔なじみだったりが居たりして、アルフェンはそういう人達は愚か(途中までは)自分の中にさえ「自分がどういう人生を送った人間か」が無いんですよね。記憶を取り戻してからも余り語ってくれないのでヴォルラーンもだけどアルフェンにももっと描写が欲しい…パーティーの楔的な奴じゃなくて。正直アルフェンも『仲良しパーティー』を実現させる為のノイズとして排除されたのではないかと疑う。
そんな感じでアルフェンが私の中で謎多き人物になってしまった為にヴォルラーンへの「許す」発言も当然承服できるわけもなく…ええまぁ秒で「いや、許さんけど?」って言ってましたね。ペレギオンの人々やシオンの前でも言えるんかそれ。てかシオンの前では言ったか大した度胸やでキミィ………。
物凄いアルフェンへのヘイトをぶちまけてしまったけどそれでも尚アルフェンのことは嫌いじゃないんですよ…。だから逆にもやもやします。 あとモヤモヤと言えば(まだ言うんか)世界が具体的にどうなったのかよくわからないのももやもやしてる。 頭が悪い私みたいな人にも分かるよう具体的に話して…いままでたくさん言葉で説明してくれたじゃないここまで来ていきなり突き放さないで……。 なので正直エンディングはアルシオの結婚式以上にハッキリとした『世界の姿』を見たかった…いや正直アルシオはエンディング迎える前から何事も無ければ(無事生きて帰れれば)結婚するなって確信してたから。驚いたのは結婚したことじゃなくてゲーム内でハッキリ描写されたことだけだから。
本当にアライズ良すぎたので逆にこういうのが見たかったこここうして欲しかった〜というのが顕著に出てしまって申し訳ない。 ほんとここまで色々言っておいてなんだけどアライズはいいところ本当にありすぎて語り切れないので喋ろうとすると数が少ない故に印象の強かった「ん?」ってなった所に集中しやすいんですよね(私の場合)。 あと好きだったところは二次創作しながらゆっくり語りたいと言う願望もあります。本当にすみません。
すごく長くなった上についでにとモヤモヤ吐き出したら想像以上にそっちにウェイト傾いてしまって申し訳ないです。そんな訳でアライズ好きだけどあまり楽しい感想ではなくなってしまいました。
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